図書館員 in the UK のブログ

2018年9月~12月に英国で研修している大学図書館員の期間限定更新ブログ。仕事ではなく生活面を中心につづります。

いざ大英博物館へ

昨日土曜日から、またロンドンに滞在しております。

本日は折角の日曜日だったので、大英博物館に行ってまいりましたー!!

既に何回か訪問してはいるのですが、じっくり展示品を見るのは今回が初めてです。

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まずはやはり正面の写真から。

ギリシア神殿を彷彿とさせる、立派な石柱の建築です。

本日は正面入り口から入館したのですが、荷物検査のために行列ができていて、約15分弱ぐらい入館までにかかりました。

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展示室に入って、まず最初に人だかりができているのがこちら、「ロゼッタ・ストーン」です。

エジプト古代文字解読の手掛かりとなった石碑です。

ガラス越しではありますが、ものすごく近くで見ることができます。

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こちらは、「パルテノン神殿彫刻」です。

なんと2000年以上も前に作られたそうです!

服のしわの表現や、風になびいている感じの表現など、あまりのすばらしさに思わず見入ってしまいました。

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こちらは「女神官ヘヌトメヒトの金箔の棺」です。

まるで芸術作品のような細やかな装飾が施されています。

このコーナーはミイラがたくさん展示してあるのですが、ちょっとおびえているお子さんもいらっしゃいました。

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最近話題の「イースター島の巨石像」も見ました。

つい先日「イースター島の知事が大英博物館に、この巨石像の返還を正式に要求」というニュースがありました。

もし返還することになったら、この10トン以上ある像をどうやって運ぶのかしら…。

 

他にも「エジプト死者の書」「アッシリアの人面有翼獣」「ローマン・ガラス」等々、これだけは見たい!というものを駆け足で巡りました。

結局3時間くらいで回りましたが、まさにお宝ばかりで大満足でした。

以前は公開されていた、あの有名な円形閲覧室が見られなかったのは、ちょっと心残りですが…。(現在閉鎖中です)

また、「大英博物館」という名前はいかにも威風堂々な感じですが、実際は小さいお子さんもたくさん来ていて、皆わいわい楽しそうに展示品を間近で眺めている様子が印象的でした。