図書館員 in the UK のブログ

2018年9月~12月に英国で研修している大学図書館員の期間限定更新ブログ。仕事ではなく生活面を中心につづります。

初めての炊飯器

先日台所のシンク下近辺を、ごそごそ探していたところ。

ついに発見しました、日本人には大事なあの家電を!

f:id:norwich2018:20181001003744j:plain

炊飯器です!

「お米を食べたくなったらお鍋で炊こうかな…でもお鍋で炊くの、家庭科の調理実習以来だしな…」と思っていましたが、これで一安心。

タイガー製なので、説明書も日本語です。

f:id:norwich2018:20181001004129j:plain

週末で時間もある!スーパーで事前にお米も買ってある!ということで、トライしてみました。

お米をといで、吸水させ、スイッチオン!

おぉ、なんとかできそう~、と思ってボタンをよく見ると。

f:id:norwich2018:20181001004708j:plain

ものすごく小さい引っ込んだボタンで、50Hz/60Hz と書いてあります。

説明書によると、「周波数の設定ボタンは、デフォルトでは60Hzに設定しております。ご利用の地域に合わせて、付属品のスティックで調整してください。」とのこと。

…ということで検索してみると、イギリスの周波数はどうも50Hzらしい。

参考:国別の電圧・周波数一覧表 | 海外旅行準備ガイド

 

「でも前の住人の方は60Hzのまま使用していたみたいだし、付属品スティックが見当たらないので、ボタン回しにくいし…」と思っていたところ、こんな恐ろしいサイトが。

なぜちがう周波数ができてしまったの?~周波数について~ [関西電力]

"周波数がちがう「50Hz」の電気と「60Hz」の電気があるけれど、周波数がちがう電気を使うことで、使えなくなってしまったり、こしょうしてしまったりする電気製品があるんだ"

(中略)

"きちんとたしかめずにスイッチを入れると、こしょうしてしまったり、火が出て火事になったりすることもあるから、気をつけるようにしようね。"

 

…それは大変だ!!

ということで、ドライバー・つまようじなどで四苦八苦したところ、なんとかつまみを50Hzに合わせられました…。

そんなこんなでやっと炊けたごはんは、芯も残っておらずちゃんと無事食べることができました。

(粘りがない種類のお米なので、お茶漬けのようにさらっといただく感じになりましたが汗)

 

追伸

日本は珍しい国で、一つの国の中で「西側では60Hzの電気を使う、東側は50Hzの電気を使う」と分かれているんだそう。(上記関西電力サイト参照)

イギリスにきて初めて知りました…。