初めての炊飯器
先日台所のシンク下近辺を、ごそごそ探していたところ。
ついに発見しました、日本人には大事なあの家電を!
炊飯器です!
「お米を食べたくなったらお鍋で炊こうかな…でもお鍋で炊くの、家庭科の調理実習以来だしな…」と思っていましたが、これで一安心。
タイガー製なので、説明書も日本語です。
週末で時間もある!スーパーで事前にお米も買ってある!ということで、トライしてみました。
お米をといで、吸水させ、スイッチオン!
おぉ、なんとかできそう~、と思ってボタンをよく見ると。
ものすごく小さい引っ込んだボタンで、50Hz/60Hz と書いてあります。
説明書によると、「周波数の設定ボタンは、デフォルトでは60Hzに設定しております。ご利用の地域に合わせて、付属品のスティックで調整してください。」とのこと。
…ということで検索してみると、イギリスの周波数はどうも50Hzらしい。
「でも前の住人の方は60Hzのまま使用していたみたいだし、付属品スティックが見当たらないので、ボタン回しにくいし…」と思っていたところ、こんな恐ろしいサイトが。
なぜちがう周波数ができてしまったの?~周波数について~ [関西電力]
"周波数がちがう「50Hz」の電気と「60Hz」の電気があるけれど、周波数がちがう電気を使うことで、使えなくなってしまったり、こしょうしてしまったりする電気製品があるんだ"
(中略)
"きちんとたしかめずにスイッチを入れると、こしょうしてしまったり、火が出て火事になったりすることもあるから、気をつけるようにしようね。"
…それは大変だ!!
ということで、ドライバー・つまようじなどで四苦八苦したところ、なんとかつまみを50Hzに合わせられました…。
そんなこんなでやっと炊けたごはんは、芯も残っておらずちゃんと無事食べることができました。
(粘りがない種類のお米なので、お茶漬けのようにさらっといただく感じになりましたが汗)
追伸
日本は珍しい国で、一つの国の中で「西側では60Hzの電気を使う、東側は50Hzの電気を使う」と分かれているんだそう。(上記関西電力サイト参照)
イギリスにきて初めて知りました…。